LENTIS多焦点眼内レンズは、ドイツOculentis社が製造している世界最高の性能を持つ最新の多焦点眼内レンズです。レンズ部分に遠方用と中間用の部分があり、遠くと中間を見ることができます。
特にLENTIS Mplusレンズは今までの眼内レンズの50倍の精度、屈折度数を0.01D刻みで、ご自身の目に合わせて完全オーダーメイドで作成し、乱視も矯正可能です。
このため、レンズが届くまでに約6週間のお時間がかかります。
ヨーロッパでは、CEマークを取得しており、すでに数多く使用され非常に良好な結果を得ています。
LENTIS多焦点眼内レンズ
LENTIS多焦点眼内レンズは、カーブの異なる2つの球面を組み合わせています。両方の球面の中心は同じところにあり、遠方部分と近方部分の境目がないので、遠方視から近方視がスムーズにつながっています。
遠方、近方のレンズの移行帯が他の多焦点眼内レンズより遥かに少なく、かつ非球面なので、光学的損失(近方にも遠方にも焦点を結ばない光の量)はわずか5%です。瞳孔に入る光の95%に焦点があうため、、今までの多焦点眼内レンズより明るく感じ、かつ鮮明な像が見えます。
LENTISが他の多焦点レンズより優れている点
完全オーダーメイドで0.01D刻み乱視まで矯正可能(乱視矯正レンズの場合)
手術後の視力臨床結果
40㎝から遠くまで広範囲に明るく見えます。40㎝より手前は見辛い場合もあります。ヨーロッパでの臨床結果で、遠方1.0、近方0.8と安定した視力が得られています。
コントラスト感度が良好
一般的にコントラストの感じ方は加齢に従って徐々に低下します。
低コントラスト状況にあると「視力は良くても見えにくい」といった症状になります。
LENTIS多焦点眼内レンズはコントラスト感度が低下することがなく、白内障のない方と同等程度になります。
コントラストによる画像の変化
ハロー・グレア現象が少ない
ハロー
(光の周辺に輪がかかってみえること)
グレア
(光が長く伸びてまぶしく見えること)
強い光源を見た場合、光がにじんで見えたり(ハロー)、まぶしく感じたり(グレア)することがあります。個人差はありますが手術後の時間の経過とともに慣れてくると言われています。他の多焦点眼内レンズに比べ、ハロー、グレアで、何となく見にくいという現象は少ないと言われています。(下の写真は運転中のイメージです)
通常の見え方
ハロー、グレア
後発白内障の発生が少ない
後発白内障とは、眼内レンズをささえる膜(後嚢)がにごり、視力が落ちてくる病気です。
この場合、レーザーでにごりを取り除く治療をします。レーザー後はすぐに視力が回復します。
このレンズの表面は疎水性処理がしてあり、レンズのエッジすべてがシャープなので、後発白内障の発生が少ないと言われています。
※手術費用に後発白内障等の合併症治療費は含まれません。
Lentis Mplus Toric | |
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片眼 | 両眼 |
800,000円 | 1,600,000円 |
CEマークは、商品がすべてのEU加盟国の基準を満たすものに付けられるマークで、EEA(欧州経済領域)やトルコ、スイスで販売する際には取得が必要となる。EU本部は、事業者が商品を輸入する場合や輸入した機械を導入する場合などにおいて、CEマークが信頼の証となると捉えている。この基準は欧州の既存各国での基準の調和の象徴である。