夜間、睡眠中にハードコンタクトレンズを装用し、一時的に近視を矯正する治療プログラムです。角膜の形を平坦化することで、昼間は近視を矯正した状態を維持し、コンタクトレンズやメガネを装用せずに裸眼で快適に生活することが可能です。
アメリカでは1940年代に開発が始まり、1990年代後半にFDA(米国食品医薬品局)の承認を受けました。 また、日本でも2009年に厚生労働省に承認されました。
オルソケラトロジーのしくみ
近視の場合、光が網膜より手前で焦点を結ぶため、像がぼやけて見えます。
特殊なカーブを持つレンズで角膜をくせづけて、正常な屈折になります。
レンズをはずしても一定時間角膜形状が維持されるため、昼間は裸眼視力が改善します。
メリット |
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デメリット |
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不向きな方 |
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特殊なハードレンズ
当院では、2012年に厚生労働省から承認された東レ「ブレスオーコレクト®」を使用しています。デザインから製造まで国内で行っております。
特長
- ・日本人の角膜形状に合わせて開発
- ・高水準の酸素透過率
- ・柔らかく破損しにくい素材
※ゆがみの原因となりますので、
レンズは折り曲げないで下さい。
通院スケジュール
費用
両眼 | 片眼 | |
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オルソケラトロジー | 160,000円 | 80,000円 |
※消費税が別途かかります。
- 1~2週間、ご自宅でお試しできます(費用負担あり)
- オルソケラトロジーレンズによる近視矯正プログラムは保険適用外となり、すべて自由診療になります。
- オルソケラトロジーの治療に係る費用は医療費控除の対象です。
- 上記にはご購入いただいてから3ヶ月間の定期検診の費用が含まれます。
- 1か月分のケア用品代が含まれます。
- 治療をご希望の方はお電話にてご予約をお願いします。